冬の気配はずいぶんおさまって、春の到来を本格的に感じます。庭のマンドレイクも満開になりました。
マンドレイク(マンドラゴラ)はファンタジーの世界に登場する植物で、根の部分が人の形をしていることで有名です。引き抜くと絶叫して、人を死に至らしめるといわれます。当たり前ですが、実際は叫ぶこともなく割と地味な植物です。面白いのが夏になると葉が落ちて姿を消して、冬になると再び新しい芽が出るところです。
この植物を手にしたのが三年前の冬となり、今年で四回目の開花となります。特段手をかけていませんが、毎年きちんと花を咲かせてくれるのは嬉しいものです。また、他の植物が休眠中のときに開花するので、そちらも嬉しいポイントです。
それにしても、手に入れたのは最近だと思っていましたが、もう三年も前になるのですね。新参者だと思っていましたが、私の所有する植物ではすっかりレギュラーです。また来年に向けて、日当たりの調整など面倒を見ていきたいと思います。