先日に誕生日を迎え、ついに大台に突入しました。いつも一歳ほど多く年齢を見積もる癖があるので、大きな衝撃はありません。
それでも、子どものころに想像した今の年齢はずいぶん先に思えたものでした。おじさんというよりもお爺さんであり、よぼよぼになって生き続けるよりも潔く人生を終えるのもいいなと思っていたものです。
今まで生きてきた道のりを振り返ればかなり満足していて、あまり新しいことに興味はわいてきません。旅行に行くにも仕事をするにも、これまでの経験の焼き直しという印象があり、当初のとおり今年で人生を終えてもじゅうぶん満足です。しかしながら、母から引き継いだ猫たちといつもそばにいてくれるパートナーを思うと、もうすこし生きていたいと思っています。
さて、私はこれから何年生きるのでしょうか。人生すべてで考えると、あと一巡といったところです。大きな変化よりものんびりと穏やかな時間を過ごしたいものです。