日記をつけている人は昔に比べて少なくなり、現在ではSNSを日記代わりにしていることも多いことでしょう。
一時よりも人気に翳りを見せてはいますが、私のようにブログを使って公開する人も多いと思います。不特定多数の人に見られることで書ける内容が限定されてしまいますが、良いこともあります。
日記を続けるのはかなりの忍耐力を必要とします。自分だけが見られる状況だと周りを気にせず、いつやめても咎められません。もちろん、ブログも好きなときにやめてかまわないのですが、まわりに飽きっぽい人だと思われる可能性があり、すこしだけ気が引けます。
文章についても人に読まれることが前提になるため、正しい文法や単語の使い方、誤字脱字がないか確認するようになります。内容についてより深く取材したり、考えを練り込むことで、知識や見識を深められる機会が得られます。写真が趣味の場合は、ブログのために被写体を追おうという積極性が生まれます。
すこしばかり窮屈ではあるのですが、より深く考えを巡らし、より長く続けられるものだと思っています。クリエイターを志す人だけでなく万人におすすめしたいものですが、その素晴らしさがわかるのは実行してしばらく経ったころです。このように考える私といえば怠けもので、何ヶ月も更新せず、内容も浅いものばかりなのですが、やっていて良かったと思っています。