センチメンタル(短編集):テーマ曲を公開しました

以前からお伝えしていた小説「センチメンタル(短編集)」の楽曲をYoutubeにアップしました。
Youtube センチメンタル(短編集)サウンドトラック

YouTube 塩澤源太のチャンネル

センチメンタル – Rosco Motion Orchestra|塩澤源太「センチメンタル(短編集)」

かたち – Rosco Motion Orchestra|塩澤源太「センチメンタル(短編集)」

パルテノペ – Rosco Motion Orchestra|塩澤源太「センチメンタル(短編集)」

パルテノペ – Rosco Motion Orchestra|塩澤源太「センチメンタル(短編集)」

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楽曲の構想は昨年の秋ぐらい、まだ小説を発表する前でした。
表紙のイラストやガイドブックの準備を進めているうちに、小説の世界観を音楽で表現できたらいいなと思い始めていました。そしてイメージが少しずつわいてきたとき、知り合いのアーティスト、中野徳子さんのことを思い出しました。

彼女はRosco Motion Orchestra(ロスコ・モーション・オーケストラ)というバンドを率い、ジャンルの枠にとらわれず、聞き手の心に響く楽曲を発表しています。私も彼女たちのライブに行ったことがあり、そのときの演奏を思い出して、センチメンタルの世界観と一致すると思いました。
しかしプロの演奏家を集めた実力派のバンドのため、受けていただけるか分かりませんでしたが、相談してみると意外にも快く引き受けていただきました。しかもたくさんアイデアを出してくださり、最終的に素晴らしいコラボレーションとなりました。徳子さんは創作に対して柔軟なだけでなく、相手の気持ちを大切にされる素敵な方です。
徳子さん、Rosco Motion Orchestraの皆さん、レコーディングエンジニアの古澤さん、
本当に有難うございました。
Rosco Motion Orchestraのウェブサイト

Rosco Motion Orchestraのメンバーは十名ほどですが、今回はピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、サウルハープの四名に演奏していただきました。小説も限られた登場人物で構成されていますので、ぴったりの編成といえます。しかし少人数でも音色は伸びやかに響き渡り、聞き手を大きく包み込むので、あたかも主人公たちの心の内に誘(いざな)われているかのようです。

録音はレコーディングエンジニアの古澤さんのスタジオで行ないました。そこは古いアトリエをそのまま使っており、とても心地のよい空間でした。庭と屋内が不思議な調和を保っており、時折鳥のさえずりが聞こえてきます。それらの優しい雰囲気も、こっそり楽曲に忍ばせています。
レコーディング時の模様(過去記事)

YouTube 塩澤源太のチャンネル

Youtubeのチャンネルでも聴くことができますので、こちらもご利用ください。
小説の世界が皆さんの五感にさらに染み渡ることを、心から願っています。

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