毎日とても暑い日々が続くようになりました。二十四節気ではもう立秋が間近にあり、緑の色もより深く、それでいて秋の気配が少しずつ感じられます。
秋とはいっても全体の印象は完全に夏ですが、お盆を過ぎると次の季節の雰囲気をそこはかとなく感じます。また晩夏の思い切り夏らしい入道雲を見たり、蝉時雨などを聞いていると、どこか終焉へと向かっていく儚さを感じます。私が季節の終わりで最も切なく感じるのは夏です。人間でいうと青春真っ盛りの少年少女が、大人へと変わらなくてはならない哀愁に似ていて好みの時期であります。
とはいっても、まだまだ夏を思い切り味わいたいと思っているので、やりたいこともたくさんあります。海に行ってシュノーケリングをしたり、その帰りに温泉に浸かって汗を流したり、朝顔やほおずきなど夏の植物を楽しんだり、ぶらぶらと散歩を楽しんだり(それはいつもやっていることですが)。
旅館に行ってのんびりもしたいところですが、あまり楽しみすぎてしまうと現実世界に戻れなくなりそうなので、ほどほどにしたいと思っています。
子どもたちにとっては楽しい夏休みの時期でもありますが、事故などに気をつけてもらいたいものです。彼らにとってかけがえのない思い出ができることを願っています。