空やベランダの植物に秋を感じる

三日前からぐっと涼しくなり、すこし肌寒く感じられます。空を見上げるとうろこ雲が高い位置に広がっています。

カラスノエンドウ

まだベランダの植物たちは葉を落としていませんが、マンドレイクの葉が伸びる姿に秋を感じます。この植物は春に地上の葉を枯らし、秋になると新しい芽を付けます。夏の間はまったく姿が見えないので、根が駄目になっていないか不安になります。今年もすくすくと成長しているので、冬には青紫の花を咲かせることでしょう。

今年の夏はとても暑く、外に出かける気力を奪っていました。ほとんど毎日のルーティンは変わらず、暑さにただ耐えていた印象です。私は夏が好きですが、あまりに暑いと早く過ぎてほしいと思ってしまいます。

それでも、やはり季節が過ぎてしまうのは寂しいものです。自分の人生も残り少なくなったわけですし、今年の夏も二度と訪れません。いずれ暑かったことを忘れ、懐かしく振り返ることでしょう。

肌寒い早朝にベランダで植物の移り変わりを眺めながら、過ぎし季節を振り返るのもいいものです。

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