ブランド品を追い求める

九月はもう終わりというのに、まだまだ暑い日が続きます。それでも、季節の変わり目はいきなりやってきて、いきなり肌寒くなるのでしょう。

ヒガンバナ

最近、仕事で腕時計や車など、ハイブランドの製品を眼にする機会が増えました。仕事の関係者の方々も所有していて、お金持ちはやっぱりいるのだなあとあらためて感じます。

ハイブランドを求める人に「なぜ身につけるのか」と問いかけると、興味深い話を聞くことができます。ブランドの背景にある思いに共感しただとか、周りからの羨望を集めたいだとか、人それぞれの理由があります。ブランドとは人の生き方を写し出す鏡のような存在といえるでしょう。

私も若い頃にハイブランドの品々を求めていたことがありました。あの頃は自分も身につけるブランドと同じくらいの仕事や高い人格を備えたいと思っていました。また、ほとんどの人と同じように周りから羨ましいと思われたかったのでしょう。

今はそこまでブランドに固執することはなくなりました。おそらく若かりし頃にこだわっていた「他人と比較した自分」に興味がなくなってきたからなのでしょう。今の私は「自分」というブランドを作り上げ、自分だけで楽しむのがいちばん合っているのだと思います。

Scroll to top