四月も終盤に差し掛かり、ゴールデンウィークも目前です。木蓮や沈丁花、シャガやハナニラ、桜といった開花を目で追っていたら、あっという間に初夏に差し掛かってしまった印象です。
ここ最近は居間で寝ることが増えたのですが、猫が近づいてきて身体の上に乗ってきます。お腹の上なのでバランスが悪く、すぐに体勢を崩してしまうのですが、お尻だけ降りて落ち着いています。
以前は膝に乗ることはあっても、寄り添って寝ることはありませんでした。今では私が寝るとぴったりくっついてきます。もう一匹の猫もよく慣れてはいますが、側でじっとすることはありませんでした。最近は私が寝付くとこっそり近づいてくるようで、目が覚めたときに傍にいて驚きました。
こうして私に近づいてくるのも、母がいなくなって寂しいからでしょう。おそらく私ではない誰かでもまったくかまわないのだと思います。猫というのはそんな生き物ですし、だからこそ可愛らしく思います。彼らの面倒を見るのはあと十年ほどだと思いますが、母が安心できるようにきちんと世話をしていかなければと思います。