金木犀は一週間ほどで花が落ち、着実に季節は進んでいきます。最近は庭に目を向けることが多く、些細な変化にも気がつきます。
夏にいろいろな植物を購入して育てています。夏から秋にかけて楽しめるサルスベリ、果実が美しいザクロ、春先に咲くシャガ、そして赤い果実が可愛らしいヘビイチゴです。
サルスベリとザクロは若いものを選んだため、何年かしないと花が咲かないと思います。シャガやヘビイチゴは路上でも元気に育つので、来年の春になれば咲くと思っていました。しかしながら、気がついたらすでにヘビイチゴは花をつけ、果実がなっていました。
ヘビイチゴの名の由来は毒々しい色から「人間ではなく蛇の食べ物」といわれたからだそうです(諸説あり)。日陰や薮に生えていて、たしかに暗い印象ではありますが、小さな果実は可愛らしく、見ていると心が和みます。
今でも蔓(つる)が伸びてプランターを覆い尽くそうとしています。春になったらさらに果実が増えると思うと楽しみでなりません。