ヘッドフォンとmp3プレイヤー

一ヶ月ほど前でしょうか、小雨が降る休日にひとりで散歩をしていたとき、ふと音楽を聞きたいなと思いました。

MDR-CD900ST

以前はスマートフォンで聴いていたのですが、ファイル容量の制限などでわずらわしくなっていました。かれこれ十年ほど音楽を聴きながら歩くことはありませんでした。

ネットで適当に選んだ安いmp3プレイヤーを購入し、古くから所有していたCDを取り込みました。また、レコードや配信サービスなどで聴いていたアルバムをCDで購入し直し、まとめてプレイヤーに取り込みました。

90年代Hiphop CD

最近はレコードが復権していますが、CDのほうが中古で千円以下のものが豊富に揃います。お気に入りの九十年代のHiphopを中心に、六十年代のロックやファンクなども加えました。また、若い頃によく利用したディスクユニオンにも足を運びました。

外国製の安いプレイヤーは操作性が非常に悪く、かなり癖があります。おそらくはエンジニアだけで開発し、ろくにテストをしていないのでしょう。それでも乗りこなしていく面白さがあり、歩きながら流しっぱなしにするだけならじゅうぶんです。

ソニーMDR-CD900ST

ヘッドフォンは十五年以上前から使用しているソニーのMDR-CD900STです。スタジオ用のモニターヘッドフォンのため重低音などのアレンジはありませんが、素直でクリアな音質が気に入っています。業務用なので保証はついていませんが、パーツが別売りしているため壊れたら取り替えられます。古くなってぼろぼろになったイヤーパッドと接触の悪くなった変換プラグを取り替えただけで、新品と同じような使い心地になりました。

ときを同じくしてパートナーもヘッドフォンとプレイヤーを購入したので、今は共通の話題で盛り上がっています。

かつては夜な夜なクラブに出かけ、昼間でも浴びるように音楽を聴いていましたが、最近ではそれもなくなりました。あらためて音楽を聴きながら歩くことで、懐かしくも新鮮な心持ちになっています。

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