数日前にオフィスの移転があり、コワーキングスペースで働いています。以前在籍していた会社も利用していたのですが、ほとんど家で仕事をしていたのではじめて利用するといえます。
メディア関係の仕事をしていたときもサンフランシスコや東京のコワーキングスペースと付き合いがあったので、実際に利用した感想は「こんなものだろうな」というものでしたが、そこで働く人たちの態度が少し気になりました。
たとえば、ダストボックスの前で談笑している人たちに一声かけてごみを捨てようとしたところ、話に夢中なのか一瞥もせずその場を離れるだけでした。ドアを開けたまま後ろの人を通しても目を伏せて無言で通り過ぎたり、シンクに捨てた飲み残しを水を流さないままでいたりと少々常識に欠けるようです。
トイレには事務局からの貼り紙があり「持ち運んだマグカップを戻しましょう、水はきちんと流しましょう、便器の汚れが残っていないか確認しましょう」と注意が記載されています。こんな初歩的なことを記載しなければならないなんて、まるで小学校のようだと感じました。
エレベータでは皆スマートフォンに夢中で、ゾンビのようにのろのろと乗り降りします。ボタンの押し間違えがあっても何食わぬ顔で降りていきますし、仕事に集中しているのはよくわかりますが、もうすこし自分たちの振る舞いを顧みたほうがいいようです。
私たちの会社が契約したオフィスはコワーキングスペースの最上階にある最高グレードとなります。それにもかかわらず、利用する人々はあまりよい印象を受けません。私が小姑気質なのが大前提ですが、パートナーによると彼女が利用する施設の人たちは常識をわきまえているそうです。おそらく、渋谷という土地柄も関係しているのかもしれません。