センチメンタル(短編集):いただいたお言葉

先月16日に発売した「センチメンタル(短編集)」と関連書籍に、読者の方からたくさん温かいお言葉をいただきました。著作を通して様々な方たちと交流できるのは、執筆活動を行う私にとって何より嬉しいことです。
この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。
今後も精力的に執筆していきたいと思いますので、引き続き応援いただければ幸いです。

今回はそれぞれいただいたお言葉を紹介いたします。
名前やアカウントなどは伏せていますが、削除が必要な場合は大変お手数ですが、ご一報いただけますよう宜しくお願いいたします。(改行除き原文ママ)
genta.info@gmail.com

センチメンタル(短編集)

【センチメンタル(短編集), パルテノペ】

小説読ませて頂きました。
どれも情景描写がみずみずしく、また登場人物に刻まれている引っ掻き傷のような爪痕が的確に描写されていてそれぞれの立場にたって読み進めることが出来ました。
終わり方にささやかな希望や前向きな推進力があるのも素敵だと思います。 常に、映画を観るような感覚で読ませて頂きました。
好みでいうと、パルテノペです。
私、吉田秋生さんという漫画家の短編漫画がすごく好きで
「河よりも長くゆるやかに」とか、「ラヴァーズ・キス」とか、少年少女が成長していく過程が描かれているんですが作品とすごくリンクしました。
角田光代さんの描くマイナス思考にとらわれた面倒な女子像も思い出したりしました(笑)
変な言い方ですが、知らされていなければ、 女流作家の小説だと思ったかもしれません。

【センチメンタル(短編集)】

塩澤源太『センチメンタル』短編集。よかった。4篇とも若い女性の語りで、男性への思いや生き方をそれぞれ描いているんだけど、それらが全て幼少からの成長に重ねて描かれていて、まぁ俺も娘いますので、暖かみを感じた。逆に老いを感じさせなかったな、第1話のお婆ちゃんも女の子みたいだった。

【センチメンタル(短編集)】

センチメンタルからはじまり、のめり込むように、かたち、パルテノペ、花壇のアトリエと一気に読みました。
何れも、読み手の気持ちを優しく包み込みながら、徐々に感情を浄化してくれるストーリー展開になっていて、読み終わった後、心地よい脱力感のようなものを感じました。
人は優しさに触れて成長するものだということを、実にさわやかに、さりげなく教えてもらったように思います。
早く次の小説を読んでみたいです。

【センチメンタル(短編集)】

全部読めたってことは、面白かったんだと思う。つまらない本は、途中で挫折するので。w
後半2編がよりよかったかな。

【センチメンタル(短編集), 花壇のアトリエ】

私は実は文体を選ぶ方で、小説家によってすごく読みづらく感じることが多々あるのですが、塩澤さんの文章はとても読みやすかったです。
繊細な表現が多くて、すごく美しかった印象です。個人的には4つめが一番好きでした!
一番共感しやすいお話でしたし、美しい閉鎖された空間で展開される話が、もともと好きなのもあります。
その空間と傷跡のコントラストがまた美しくて、すごくきれいでした。

【パルテノペ】

淡い想いのたくさんつまった青春のお話です。
海の泡のような、さざ波のような気持ち良さが読了したあとに残りました。
そのくらい爽やかなお話です。

【パルテノペ】

塩澤源太のパルテノペ (センチメンタル)を読み終えました。評価は星5つです。

【小説「センチメンタル」読本】

塩澤源太『小説「センチメンタル」読本』おーすごく綺麗な本だった。水のイメージが多かったな。短篇集自体は完成した形だから、作品世界に本書が必要ではないけれども、所収写真が存分に自己主張していて、彼らの伝えてくれる様々な思いが小説の筋と結び付いて、作品世界に別個な味わいを提供している

【その他(全体に関して)】

表紙イラストが良い。KDP本の売り方もユニーク。ガイドブックまで作ってる。

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