2014年を振り返る

今年もあと一日です。もう少し経てば2014年が終わります。今年も色々なことがありましたね。良いことも悪いこともあったでしょうが、人生で一回きりのこの瞬間、感謝して過ごすことができたらいいですね。

私の今年一年は、中国から日本へ移るなど環境の変化がとても大きい年だったと思います。大連にいたときは仕事とプライベートのバランスが良かったので、執筆作業も捗っていたといえます。逆に東京に戻ってからは仕事の比重が多く、プライベートでもすべきことが多かったため小説に専念したとは言い難いものでありました。

当初の予定はもっと作品を作ろうと意気込んでいましたが、結果は「洞窟の坂」と「叔母の恋人」という掌編と短編が一本ずつとなりました。「洞窟の坂」は月刊群雛三月号に掲載されましたが、もう一方の「叔母の恋人」は未発表です。そして、こちらのコラムは五日に一回、休むことなく合計73本更新することができました。また仕事でも文章を書く機会が多く、テキストエディタに向かっていないときはないくらい、文章との関わりが深い年でありました。

成果の量でいうと非常に少ないもので反省となりましたが、物事を休まず続けるという部分では評価してよいのではないかと思っています。人はなにかを停めてしまうと、次第にそこから疎遠になり、気がつけばやめていることが多いと思います。そうなると始めたことが中途半端になってしまい、自分の力にも、そして自信にも繋がらなくなってしまいます。ですからブログや小説に関しても、やめずに続けるという「基本のキ」までは達成できたということは、まずまずの結果と評価してあげてもいいと思います。

さて来年は、どうでしょう。
そちらに関しては、年が明けてからの抱負としてお話できればと思います。

プレゼントされた鉛筆

最後に、上に掲載している写真について紹介したいと思います。この鉛筆は、私の知人がプレゼントしてくれたものです。四種類あって、それぞれ私の小説「センチメンタル短編集」の一節が刻まれています。

プレゼントされた鉛筆

彼女には小説を書き始めた頃から変わらず応援していただき、いつも励みになっています。このようなかたちで小説が表現されるなんて、思ってもみなかったのでとても感動しています。
また、その他大勢の方々にもコラムを読んでいただいたり、励ましていただいたり、本当にありがとうございました。それらが力になって今年も前向きに過ごすことができました。来年はひとつでも多く作品が作れるよう努力していきたいと思います。皆様もよいときを過ごせるように心から祈っております。それでは、よいお年を。

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