移り気な性格

子どもの頃から好きだったもの、大人になってから続けているもの。皆さんは何に興味を持ち、どのような趣味を持たれているでしょうか。

駐車場の猫

私はよく人から多趣味だと言われます。小さな頃は物知りと言われ、あらゆることに一定の知識があると思われてきました。恐らくは図鑑を見るのが好きだったこともありますが、単に移り気なだけの性格だったとも言えます。

最近でもその傾向は顕著で、趣味の移り変わりが激しい毎日です。野鳥を追って毎週重たいレンズを背負って出掛けていたと思ったら、フィルムカメラを探しに中古カメラ店を巡ったり、メダカや水草に興味を持って、熱帯魚店を歩き回ったりしています。

そんな移り気な私ではありますが、一度で飽きてしまうものは少なく、ある一定の周期で興味が復活します。先ほどの例でいえば、野鳥、フィルムカメラ、熱帯魚の順で興味が移り変わったとしたら、再び野鳥に戻り、同じサイクルで興味を深めていくのです。

しかしながら、年齢も四十を越えて、さすがに新たに趣味が加わることはないだろうと思うのですが、それがなかなか尽きないのです。とりわけ、自然に関することは範囲が膨大で、さらにそれぞれが密接に関係していることが多いのです。もし、歳を重ねて時間やお金の余裕ができたら、それらを同時に進めてみたいと思っています。

このように途切れることなく何かを続けることができない私ではありますが、このコラムはあと三、四ヶ月ほどで三周年を迎えます。回数もあと五回ほどで二百回です。他にもたくさん執筆されている方はいらっしゃるでしょうが、集中力散漫な私にとってはそれなりに頑張ってきたなと思っています。

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