ヤンゴンの印象

先日からミャンマーの都市、ヤンゴンに出張に来ています。ベトナムのハノイを経由して、約一日がかりでヤンゴンに到着しました。

Yangon City, Myanmar

初の訪問なので、街の雰囲気はどのようなものなのだろうと思っていましたが、到着直前からずっとオフィスに缶詰だったため、あまり分からずに何日か過ごしていました。しかしながら、ようやく余裕が出てきたので外出ができるようになりました。

雨期の影響もあるのですが、ヤンゴンは「水」の印象が漂います。湿気が多いためか建物の外壁や屋根には苔や雑草が縦横無尽に生えており、街路樹もみずみずしく成長しています。そしてそれらの植物に守られるように、野鳥や虫たちも生き生きとしています。

Yangon City, Myanmar

海外から運ばれてきた沢山の品々がヤンゴンのマーケットに集まり、それらがミャンマー全域へと散らばっていきます。中国やインド、ラオスやタイなどと隣接するためか、人々の顔立ちも様々です。

Yangon City, Myanmar

ミャンマーの人々はとても真面目で素朴、そして優しい雰囲気があります。オフィスのスタッフたちやお店の店員さん、そして街を行き交う人々も笑顔で私に接してくれます。経済の発展が遅れていたからなのかはわかりませんが、これから彼らがどのように変わるのか興味深く思います。

Yangon City, Myanmar

ロヒンギャ族と仏教徒の対立によりミャンマーの緊張が高まっていますが、ヤンゴンの様子はまったく平和に見えます。一度きりの出張ではまだまだこの国のことがわからないので、縁があればもっと知ってみたいと思います。

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