ヤンゴンの身近な野鳥

ミャンマーのヤンゴンに出張中です。今回は、ヤンゴンの身近な野鳥についてご紹介したいと思います。

Yangon City, Myanmar, ツバメ

ヤンゴンには様々な野鳥がいます。ヤンゴンはミャンマー最大の都市なので、東京と同じようにカラスやハト、そしてスズメが目立ちます。彼らはいたるところに飛来し、餌を求めてさまよっています。

Yangon City, Myanmar

街中を歩いていると、藁のようなものが吊るされたり縛られている光景を目にします。最初はこれが何なのか理解できなかったのですが、よく見ると稲穂でした。この稲穂はスズメの餌のようです。ある住宅街の一室のベランダにも吊るしてあったのですが、そこにスズメが大量に押し寄せていました。ちなみにこのスズメはイエスズメといって、日本のスズメとは異なる種類です。

Yangon City, Myanmar, イエスズメ

稲穂だけでなく、炊いた米を路上に置いてハトやカラスの餌にしたり、鳥かごをかけている住宅も多く、ヤンゴンの人々は野鳥が好きなのかと思ってしまいます。しかしながら、野良犬や野良猫にも餌を与えるらしいので、全体的に生き物を大事にする傾向にあるようです。これも仏教の影響なのでしょうか。

Yangon City, Myanmar, ツバメ

ミャンマーで見られる日本でもお馴染みの野鳥といえば、ツバメです。

ツバメは日本の寒い時期に東南アジアに渡って越冬します。日本で夏の終わりのツバメを見ながらとても寂しい気持ちになっていましたが、ミャンマーで再会できて嬉しく思いました。
相変わらずの雄姿にほれぼれします。

Yangon City, Myanmar, インドハッカ Common Myna

最後に、日本では珍しいインドハッカを紹介します。インドハッカはアジア全域に分布するムクドリの仲間で、現在広い地域に分布して数を増やしています。日本にも飼育されたものが野生化しているそうですが、まだ被害というほどの数には増えていないそうです。

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