やりたいこと、そうでないこと

最近、朝晩すっかり寒くなってきました。それもそのはず、二十四節気では立冬を迎えています。そろそろ年の終わりが見えてくる頃です。

東京都荒川区西尾久六丁目:猫

年末が近づくと、一年を振り返って色々と思い返すことが多くなってきます。今年の二月から頭の隅から離れずにいたライブも先日終わり、ひと段落といったところでしょうか。しかしながら、仕事ではまだまだ越えなければならない課題も多く積み上がっています。

私はプライベートも仕事も多彩な挑戦に恵まれているようで、飽きることなく過ごすことができています。しかしながらそれぞれは、やりたいこととやりたくないことが入り混じっているように思えます。これらはどのようにしてやりたいことかそうでないことかに分かれるのだろうと、ぼうっと考えることがあります。

ひとつの理由としては、当然のこととして興味があるかないかです。私は自分が関わることは何かしら興味を持つのであまり影響しない理由ではありますが、これは大きな理由のひとつと思います。次に飽きるという要素も典型的な理由のひとつかもしれません。私は飽きっぽいので当てはまるのですが、これも少し間をおけば再び興味が湧いてくるので工夫をすればなんとかなるかもしれません。

そして、達成できるかできないかが重要な要素となると思います。人は自分の限界が見えてしまうと、それを克服することの困難さに直面して嫌になってしまうことが多々あります。いくら手先が器用でもさらに上の能力が必要な課題がいつまでも克服できないと嫌気がさしてしまいます。ゲームと同じで、いつまでもクリアできないステージや倒せない敵がいる場合、いつしか諦めてしまいそのゲームから遠ざかってしまいます。また、同じ能力を持つ人々が自分よりも高みに上りつめるのを見て、嫉妬を覚えプライドを保ちたいがために別のことに逃げてしまうことがあります。

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人間関係もそのひとつとも言えます。どのような相手でもうまいコミュニケーションで乗り切ることができれば、その後も同じ課題に立ち向かえると思います。ただ、人間関係が厄介なのは、相手が自分を責めたてることです。叱咤や陰口、陰湿ないじめなど、惨めな立場に追いやられるというのは精神的にきついものです。

仕事関係では、この人間関係が大きな影響を及ぼします。上下関係もあり、多数の人々と一緒に課題に取り組むことで、複雑な感情のやりとりが発生します。私も随分とこのような環境に揉まれてきてはいますが、やはり馴染めないこともたくさんあります。しかしながら、現在の職場には人生の半分ほど関わっているので、なんだかんだいって自分にとって良い職場であるのだとも思います。

人間である以上、何かを突き詰めていく場合にはこのような課題に向き合っていかなくてはならないのだと思います。願わくば自分のペースで進めていきたいのですが、それを実現するにはまだまだ時間がかかるのだと思います。そこに行き着くために今の課題があるようにも感じているので、今後も引き続き向き合っていかなければならないのだなと思っています。

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