2017年を終えて

今年もわずかとなりました。皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。私はといえばすでに仕事納めをして、のんびりと休日を満喫しています。

飛行機からの風景:富士山

今年を振り返ってみると、いろいろなことがあったような、大して何もなかったような、そんな一年でした。振り返れば演奏と演技のコラボレーションライブに再び脚本として関わらせていただく機会をいただいたり、その他ミャンマーに三回出張する機会もあり、再び色々な方面での交流が増えたことは目立ったトピックと言えそうです。

中国に六、七年滞在していたこともありますが、改めて海外を知ることによって日本の素晴らしさが分かった年でもありました。これは前のコラムでも書きましたが、育った国や文化が、自分にとって掛け替えのないものなのだなと感じるからこそ日本は素晴らしいのだと思います。

飛行機からの風景:三浦半島

ミャンマーに向かう飛行機では、日本の風景が地図のように鳥観できました。元旦明けに旅行に行こうと思っている油壺のある三浦半島がはっきりと見えます。半島は鳥のような形をしていますが、そのくちばしから喉あたりのところに油壺があります。左側を見ると三浦半島と房総半島の間を流れる浦賀水道が確認でき、右側を見ると江ノ島も確認できます。愛する日本の様々な風景を確認できるとともに、普段の目線では捉えることのできない俯瞰的な光景を目の当たりにできるのも、飛行機の魅力だと思います。

飛行機からの風景:富士山

そこからしばらくすると、富士山も確認できます。

周りをぐるっと取り囲み、それからジグザグと尾根を進む登山道が確認できます。空から見ても圧倒的な存在感で、霊峰にふさわしい貫禄があります。おそらく世界には富士山以上の大きな山はたくさんあるのだと思いますが、日本人にとって一番の山であることは間違いありません。

今年は世界に赴いてあらゆる知見を得ることができただけでなく、同時に日本でも地元の素晴らしさを感じることができました。来年はまだ目標はあまり立てていませんが、様々なものに触れて、感受性だけは磨いておきたいと思います。

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