春は大忙し

春がやってくると本当にワクワクします。暖かい日が差し込み過ごしやすくなりつつあるのも理由のひとつですが、何より植物などの生き物が活発になるのが面白くてなりません。

東京都豊島区雑司が谷 雑司ヶ谷霊園:猫

雑司ヶ谷墓地を歩いていると、春の花がすでに咲いていることに気がつきます。自分の目よりも高いところ、同じくらいのところ、低いところ、それぞれ思い思いに咲いています。

東京都豊島区雑司が谷 雑司ヶ谷霊園:オオイヌノフグリ

足元にはオオイヌノフグリが可愛い花を咲かせています。雑草の中では最初に春の訪れを感じさせる花だと思います。名前の由来から、幼いときにいちばんに覚えた植物であり、最も印象に残っている植物でもあります。

東京都豊島区雑司が谷 雑司ヶ谷霊園:沈丁花

先週くらいにはまだ蕾だった沈丁花も満開を迎えています。花を見つけられなくても香りですぐに存在が分かるのですが、花粉症でマスクをしている方はなかなか見つけにくいかもしれません。香りでは最も春の訪れを感じさせる花と言えます。

東京都豊島区雑司が谷 雑司ヶ谷霊園:シキミ

墓地だけあって、シキミもちらほらと見かけます。春以外はごく普通の植物として気にも掛けられないでしょうが、春になるとほのかに黄色い上品な花をたくさん咲かせて人の目を奪います。シキミは仏事で用いられるので墓地に植わっていることが多いようです。毒があるので実を食べないように要注意です。

長寿梅、ニレケヤキ

ベランダに目を向けると、最近購入した長寿梅にも葉が吹き始めていました。鉢に移す際に根をほぐして長くなった部分を切り取っていたのですが、なんとか落ち着いたようです。隣のニレケヤキも鉢と土を変えたのですが、こちらも問題なく元気に葉を増やしているようです。

ヤエオモダカの小球芽

昨年の春から水鉢で育てていたヤエオモダカの植え替えも行いました。枯れた昨年の根を除去していると、たくさんの小球芽が出てきました。これらを新しくした土に植えると、再び芽が出てきます。小球芽は弱ったもの以外はすべて植えましたが込み入ってくると思うので、様子を見て間引きします。

コウホネの株分け

同じく二年ほど放置していたコウホネも根が込み入ってきたので株分けをしました。名前の由来になった細長く太い根茎を二つに切って、長くなった根を短くしました。それぞれを別の鉢に植えて水鉢に戻します。

写真には写ってないのですが、別の鉢にある睡蓮も土を全て替えました。株は勝手に三つに分かれていたので少し離して植えました。この他、ヒメオモダカとアサザの夕日という園芸種も新たに加えました。これらがきちんと定着して元気な姿を見せてくれることを願うばかりです。

コウホネの株分け

春は園芸的にやらなくてはならないことが多いのですが、これからの楽しみも多いのでワクワクしてきます。散歩に園芸に、これからやることが多くなって本当に困ったものだと頰が緩んでしまいます。

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