植物が実を付ける頃

もうじき五月に入ります。ゴールデンウィークが待ち遠しいところですが、今年は色々と仕事が溜まっていて、晴れやかな気持ちで迎えられるか少々微妙なところです。

桜の実

この時期に散歩をしていると色々な種類の草花が芽や花を付けていて、見ていて飽きません。さらに花を通り越して、実を付けているものもあります。

ヘビイチゴ

道端でもよく見かけるヘビイチゴも赤く可愛らしい果実をたくさん付けています。名前の印象とは異なり毒はないそうですが、味は特にしないので食用には向かないそうです。

ブドウの実

近所の軒先にあるブドウの木も小さな実を付けていました。大きくなるにつれて鳥に食べられるのを防ぐため袋を被せているのをよく目にします。家の庭で育ったブドウが果たして美味しいのかどうか、私は食べたことないのでわかりませんが、散歩をしているとそこそこ多くの家で育てているのを目にします。機会があればぜひ食べてみたいものです。

桜の実

桜にも実が付いていました。まだ青いものが多いのですが、何とも瑞々しくて可愛らしい姿をしています。桜の実といえばサクランボを思い浮かべてしまいますが、ソメイヨシノのような観賞用の桜の実は食べても美味しくないそうです。こちらの桜はどの品種なのでしょうか。

梅の実

その隣には梅の実が成っていました。二月ごろに花を付け、四月の後半にはここまで大きな実に成長します。ぷっくりとした形がとても可愛らしいですね。

カラスノエンドウ

春の初めに姿を現わすカラスノエンドウも、大きな実を付けていました。こんなに大きな鞘に出会ったのは初めてです。知人の話によると、カラスノエンドウは食べられるそうで、レシピがインターネットに掲載されているそうです。黒く熟してしまうと固くなってしまうので、この写真くらいの頃がきっと食べごろでしょう。

カタバミ

園芸家の嫌われ者の雑草、カタバミも既に実がなり始めています。こうして春の植物は一旦実を付けてひと段落し、ドクダミのような初夏の植物に主役の座を譲っていきます。相変わらず同じような感想になってしまいますが、黙々と命のサイクルを紡いでいく植物のたくましさに感心する今日この頃です。

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