2018年の浅草酉の市

連休中に浅草鷲神社の酉の市に行ってきました。昨年は友人の結婚式で沖縄に行っていたので参拝できなかったので、二年ぶりとなります。

東京都台東区千束:鷲神社の酉の市

四年前、たまたまバスで竜泉あたりを通っているときに、大勢の人が大鳥神社の前に集まっているのを見つけました。降りて確かめてみると、酉の市の行列でした。あの時は参拝客の数や熊手の華やかさにも圧倒されましたが、何より露店の数に驚いた記憶があります。
国際通りの周辺では、提灯の明かりがぼうっと夜を照らし、食欲と好奇心を誘う露店がどこまでも続いていました。それを見ていると、妖(あやかし)に化かされて異世界に連れ込まれた気分になりました。

東京都台東区千束:鷲神社の酉の市

今年は三回目の酉の市なので、お目当てのよし田さんの熊手を手に入れて、毎年訪れるお気に入りの露店の飲み屋へ急ぎました。そうでもしないと熊手はすぐに売れてしまうし、身体が冷えてくるのでゆっくり楽しめないのです。

東京都台東区千束:鷲神社の酉の市

残念ながらいつも入るお店は満杯だったので、二軒目に利用しているお店に入りました。ここは店主がいつもひとりでお店を回していて忙しそうです。おでんとともに熱燗を飲みながら、祭りで浮かれる街並みを眺めます。
お祭りというのは子どもも大人も楽しめる素敵なイベントです。子どもは目をときめかせながら露店を覗き、大人は童心にかえりながらもお酒を飲んではしゃぎます。このような光景を見ていると、本当に妖(あやかし)に化かされて異世界に連れ込まれているのではないかと思ってしまうほどです。

東京都台東区千束:鷲神社の酉の市

結局、お店を変えつつ酉の市を楽しんで、朝方の四時まで居続けることになりました。家に帰ったときには身体が冷えていましたが、何時間も外にいたので当然だったのかもしれません。
翌日は雑司が谷の大鳥神社に参拝し、再び酉の市を満喫しました。

酉の市が終わると、急に年末の雰囲気が漂ってきます。
今年もあとわずかですが、次の年の酉の市まで頑張れそうな気がしてきます。

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