春分の日2019

あと一日経つと春分の日です。昼と夜の長さがほぼ同じになり、これからだんだんと昼が長くなってきます。太陽の高度がずいぶんと高くなり、ベランダの植木にも日が長く当たるようになりました。

東京都豊島区雑司が谷:桜の蕾

外を歩けばソメイヨシノの蕾がもう咲きそうなほど膨らんでいます。河津桜や小彼岸などすでに開花しているものもあります。昨年は春分前にソメイヨシノが開花しましたが、春分の日には雪が降り散ってしまわないか心配だったのを思い出します。

東京都北区滝野川:アブラナ

先週末は石神井川の川沿いの道を歩きました。キンクロハジロやハクセキレイなどが川で餌を探し、シジュウカラが遠くから美しい声でさえずっていました。道路脇に目をやると、菜の花(アブラナ)が綺麗に咲いていました。春はオオイヌノフグリのような小さな花から始まり、菜の花やハナニラやシャガなど中くらいの花が続き、ヒナゲシ(ナガミヒナゲシ)が咲く頃になると初夏の雰囲気に少しずつ移り変わっていきます。

東京都豊島区雑司が谷:猫

これらの植物の中には日本の生態系をおびやかす外来種が含まれていますが、花が咲く一連の流れを見ているとすべてひっくるめて「春が来たな」とうきうきしてしまいます。植物も一様に寒い冬に耐え、ひっそりと土や物陰の中で春を待っていたんだろうと思うと愛しさを感じます。

四万十川柳, ニレケヤキ

ベランダの四万十川柳とニレケヤキも若葉がずいぶん成長してきました。植物たちを見ていると、春分の日が本当に素晴らしい日なのだということを感じずにはいられません。

ふきのとうのパスタ

ふきのとうが入ったパスタを食べ、そのほろ苦さを感じて、身も心もすっかり春気分です。このところ少々仕事が忙しかったので、休みでもとってゆっくりと散歩がしたい今日この頃です。

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