日中は汗をかくほど暑い日が訪れたかと思ったら、急に寒くなりました。今日は季節外れの雪が降る場合もあるので注意が必要です。
桜は先週末もたくさん咲いており、文京さくらまつりが行われている播磨坂も美しいピンク色に染まっていました。上野公園にも行きましたが、こちらもまだ満開でした。相変わらず人が多く、外国人観光客も益々増えてきたように思います。
ベランダの草花もぐんぐん成長しています。クマヤナギも昨年よりたくさん葉をつけています。こちらは一昨年の夏に枯らしてしまった個体から採取した種を実生させたものなので、ここまで育ってくれて一安心です。
冬の間にじっと寒さに耐えていたヒメダカも元気に泳ぎ回っています。この個体は三年目を迎えます。針子と呼ばれる数ミリの状態からここまで成長するなんて、生命って本当に不思議です。
コムラサキも新芽をつけ始めています。根詰まりをしていたので不要な根を思い切って除きましたが、今後きちんと成長してくれるか要注意です。今年はあまり花と実をつけないでしょうが、うまく乗り切れば来年は元に戻るでしょう。
昨年の春頃に荒川土手から採取したカラスノエンドウは無事花を咲かせ、今はさやをつけています。小さくてとても可愛らしいですが、調べてみるとちゃんと食べられるそうです。さやの部分だけでなく、新芽や花も天ぷらにして食べることもできます。一度挑戦してみてもよいでしょう。
盆栽や山野草が集まる池之端の上野グリーンクラブにも訪れましたが、植木のひとつひとつが生き生きとしていました。四季折々、自然や植物は美しい姿を見せますが、春はやはり喜びにあふれているなと思います。
不忍池には数は少なくなりましたが、まだキンクロハジロが留まっています。彼らとももうすぐお別れですが、入れ替わりでツバメがやってきます。三月の終わりにはすでに東京にもやってきているそうですが、私はまだ目にしていないので再会できるのを楽しみにしています。
春はこういった徒然なる観察日記ばかりになってしまいますね。おそらくもう一、二ヶ月は続くと思いますので、少し我慢してくださいね。
