昨年のクリスマスと同じように、今年も荒川区のおぐぎんざ商店街でチキンを買って食べました。
おぐぎんざ商店街には「若鳥の店 鳥茂」という鶏肉屋さんがあるのですが、そこのローストチキンが美味しかったので今年も購入することに決めました。
大山どりのローストチキンは肉厚でジューシーでとても気に入っているのですが、鳥茂のお店もとても感じがよくて大好きです。店頭には娘さん、お母さん、お婆ちゃん（と呼ぶほどの年齢ではなくお若いです）が三人で接客をしていました。皆さんにこにことしていてとても朗らかな気持ちになります。
鳥茂のローストチキンは地元で人気のようで、予約をしている人が多いようです。大きさも選ぶことができるので、ふたりなどの少人数でも問題ありません。
昨年と同じように盛り付けて、サイドメニューも同じようにしました。また、昨年も購入した餃子と焼売の専門店「丸栄食品」のポーク焼売も並んでいます。丸栄食品には秋口くらいにも訪れていましたが、おかみさんのお元気な姿を見られて嬉しかったです。
年々歳を取るごとにクリスマスの気分が薄れていきますが、このような素敵な料理が並ぶとやはりいいものですね。買い物の後はおぐぎんざ商店街の隣のはっぴいもーる熊野前商店街にある馴染みの喫茶店で珈琲を飲みました。少し雨が降っていたからか、お客さんがひとりもいない静かな時間を過ごせました。私は中学生のころから、こんなシチュエーションが大好きです。平凡なしあわせというのは、本当に愛おしい存在です。
さて、今年もあと残り二日となりました。このコラムを読んでいただいている皆さまには本当にお世話になりました。風邪などひかぬよう、健やかな新年をお迎えください。
