寒くなって嫌になっちゃうなあなんて思っていたら、あとすこしで年末なのですね。そして、クリスマスです。寒くなって当然なのかもしれません。
すこし前の写真になってしまいますが、すでにベランダの動植物たちも冬支度に入っています。ニレケヤキと長寿梅は紅葉して美しく色づいていましたが、次第に葉を落としています。枝だけになった姿も風情があると言いますが、やはり寂しい気がします。春になって葉が芽吹くと本当に嬉しい気持ちになります。
メダカたちは動きが鈍くなり、餌も食べなくなってきました。今年は増えすぎてしまいましたが、果たして何匹生き残れるのでしょうか。彼らが水鉢の下に隠れていると本当に寂しいので、早く春になってほしいと思います。
一方で、ハマヒサカキは相変わらず花を咲かせ続けています。昨年からようやく花を付けるようになりましたが、まだ結実していません。向かいの家のハマヒサカキと受粉してくれたらよいのですが。
こちらは、昨年公園かどこかの種を植えて芽吹いたフヨウです。成木したものは冬には葉が落ちてしまいますが、このくらいの若さだといきいきとしています。鉢が小さいので実生だとどのくらい大きくなるかわかりませんが、いつか花を咲かせてくれたら嬉しいです。
そして、一昨年に土手で拾った種から育ったカラスノエンドウが、今年も芽を伸ばしています。一昨年の春に種を取って花を咲かせ、その種がふたたび芽を出したので二代目といったところでしょうか。カラスノエンドウは春のイメージですが、芽は冬から育ちます。それが春になって花を咲かせ、黒いサヤに成長します。
ハマヒサカキやフヨウ、カラスノエンドウなど冬にも元気な植物も多いのですが、やはり冬は落葉するものも多くて寂しい気がします。四ヶ月ほど続くのはすこし長いので、もうすこし早まらないものでしょうか。しかしながら、その長い期間を耐え忍ぶからこそ、春の喜びも大きいのだと思います。
わかってはいるのですが、やはり冬は寂しいものですね。