甘えん坊の猫その2

ゴールデンウィーク前は「六月は祝日がないので長く感じるかな」と思っていましたが、気づけばあっという間に過ぎ去っていきました。

猫

先日、猫たちが私に甘えるようになってきたとお話ししたと思いますが、さらに大きな変化がありました。

現在は三匹の猫を飼っていますが、一匹だけあまり懐いていませんでした。小さな頃から臆病で、母もあまり触ることはありませんでした。

最近になって私がキッチンに立っていると擦り寄ってくるようになり、随分と変化したものだと感慨にふけっていたのですが、先日しゃがみながらその猫の顔を覗き込んだところ、近づいてきたのです。

猫

思わずほかの猫にするように背中を撫でようとすると、身体を伸ばしてせがんできたのです。私は驚きつつもやさしく撫でたのですが、その猫も自分の行動に眼を丸くしながら身を任せていました。

ふたりですこし気まずくなりながらも、しばらく撫でてあげました。毛が大量に抜けたので次の日にすいてあげたのですが、気持ちよさそうにしていました。また、ここ数日から私が二階から降りると、下からかけ上がって迎えてくれるようになりました。

思い返すとすこし前から私の気を引こうとする素振りを見せていたので、すでに心変わりしていたのかもしれません。以前から困ったような表情を浮かべる可愛らしい猫ですが、距離が縮まったことでさらに可愛く思えました。

猫は基本的に甘えん坊なので、母もいなくなって寂しかったのかもしれません。これからはさらに甘えられるように、コミュニケーションを大切にしていけたらと思います。

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