新年あけましておめでとうございます。ついに2020年になりましたね。おかげさまでアラフィフまっしぐらです。昨年は私にとって転機の年となり、いろいろと新たな経験をさせていただきました。
六月に長年勤めた会社を辞めて、半年ほど休養していました。退職してから転職活動をしようと決めていたので、次が見つからなかったらどうしようとハラハラしていましたが、幸い長年お付き合いのあるお客様や旧来の知人からお誘いいただいて、結局、転職活動というほどの活動をしないで終わりました。
休んでいた半年間は部屋の整理をしたり、伸びた庭の植木を剪定したり、グルメ関連の趣味のサイトの活動をしたりと目立ったことはしていませんでしたが、とても愛おしく思えるやさしい日々でした。東京のあちこち、たとえば商店街をぶらついていると、月並みですが「平凡なことがいちばん幸せなのだなあ」としみじみと感じました。
神津島や山口県の室積、広島、京都や伊勢にも旅をしました。これらも海外旅行のように派手なものではなく、散歩の延長線上にあるのんびりとした雰囲気を楽しみました。それでも、現地で生活する人たちと同じ目線に立つことで、観光客ではなかなか見つけられない、平凡でありながらも非凡なものをいくつも発見できました。
十一月からは新しい職場であまり経験したことのない仕事をしているのですが、今までやってきたことの延長線上にあるとも言えます。職場ではよく「視座を高くせよ」という言葉を耳にするのですが、確かにそうだと思うと同時に、今まで見ていた場所からの視点も忘れずにいたいと思っています。
昨年は私自身にとって忘れられない一年だったと思います。今年はその経験を活かしつつも、おそらくやみくもに突き進むべきかなと思っています。
また実際にどこかでお会いしたら、もうすこしじっくりお話しできればと思います。今年もよろしくお願いいたします。
