遅咲きと早咲き

すでに年が変わって十日が経つのでお正月気分も抜けてきたころでしょう。ここからまた、あっという間に時間が過ぎていくのですね。気がつけば年越し、なんていうこともありそうです。

長寿梅

さて、ベランダの長寿梅ですが、年越しくらいにふと眺めていたところ蕾を発見しました。しかも、三つもあります。十二月二十五日頃のベランダの記事の写真を確認してみると、そのころにも蕾をつけていたようです。いつもは二月や三月の開花なので、今年はすこし早めに花を咲かせそうです。

長寿梅はボケ属で、梅ではありません。春と秋に花を咲かせますが、昨年の秋は蕾をつけなかったので逆に遅くなったのかもしれません。植物は比較的一定のライフサイクルを維持しますが、天候や人の管理の関係で変化する場合があります。

ハマヒサカキ

一方、昨年たくさん花を咲かせていたハマヒサカキですが、どうやら無事に結実したようです。花弁の根本がぷっくりと膨らんでおり、このままいけば多く実ることでしょう。ベランダ越しの向かいの家に植えてあるハマヒサカキは、年越し前から実がなっていました。メジロがたむろしているのですぐわかるのですが、向かいに比べてこちらのハマヒサカキはすこし遅めのライフサイクルを描いているようです。

動植物とともに過ごす魅力はこの不確実さにあると思います。病気になったりして思うように育たないこともありますが、気をかけるのはとてもやりがいを感じます。また、やさしさや慈しみの気持ちが芽生え、寂しさをうめてくれるように思います。

路上の白木蓮などはすでに蕾を付けて春の準備に余念がないですが、一月、二月、三月は本格的な冬の到来となります。長寿梅やハマヒサカキには花や実をつけたあとでゆっくり養生してもらって、春にふたたび元気な姿を見せてもらいたいです。

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