ワタスゲとセリ

ベランダの睡蓮鉢に、ワタスゲとセリを投入しました。新しい植物を加えるだけで、鉢の世界観が変わるのはとても興味深いです。

ワタスゲとセリ

今年の春に睡蓮鉢の水替えを行いましたが、投入する土の量などを間違えて水質が悪くなってしまいました。いわゆる栄養過多という状態で、生息していたメダカの大部分に被害が出てしまいました。赤玉土や砂利などに変更することも考えましたが、元気な植物をすこし増やして栄養を吸収してもらう方策に切り替えることにしました。

ワタスゲ

新たにワタスゲとセリを手に入れ、鉢に入れて様子をみます。ワタスゲは高山の湿原などに生息し、夏に白い綿毛をつけます。背丈は五十センチくらいまで伸びるので、後ろのほうにレイアウトします。昨年の綿毛がひとつ付いていましたが、たくさん増えるのが楽しみです。

ワタスゲ

根元にはベランダの植木鉢と外に生えていた苔などを加えています。みずみずしさが強調され、よい雰囲気です。

セリ

セリは、春の七草として知られるあのセリです。香りもよく大好きな野菜ですが、あくまで観賞用として選びました。小さな花序を付けた白い花が美しく、夏に咲くのが楽しみです。元気に新しい茎を伸ばしてぐんぐん成長しています。

セリ

セリは一部分の茎が垂直に伸びず、水面に顔を埋めるように生えていたのですが、気がつくと節のあたりから根が伸びていました。放っておくと鉢から広がって繁生しそうなので、こまめに剪定したほうがいいでしょう。

セリとヒメダカ

セリの株元は水面より下にしているのですが、メダカが楽しそうにさまよう姿を楽しめます。その際に卵がくっついてしまうと思うので、水面が低くならないように管理してあげないといけません。

夏になると、元々植えているヤエオモダカやヒメオモダカが背を伸ばしてくるので、レイアウトの変更を考えないといけなくなります。しかしながら、あれこれ手を加えるのは楽しくて、いつまで作業しても飽きません。

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