予期せぬことを楽しむ

草木が深い色に滲む季節になりました。集中豪雨によって深刻な事態が続いていますが、植物は人のことなんて気にもかけず、葉と茎を伸ばして成長し続けています。

7月の空

ベランダの植物も旺盛に体躯を大きくさせています。日光を独り占めしようと葉を多く、大きく伸ばし、重なり合っています。彼らに見習わないといけないなと思うほどたくましく成長し続けています。

フヨウ

フヨウの葉も大きくなり、私の手のひらくらいにまで成長しています。水をあげるのを少しでも怠るとすぐに萎れてしまいますが、茎は太くなり、今年の間に花が咲くのを見られるのではないかと思うほどです。
種を拾ってきたときは、正直ここまで大きくなるとは予想していませんでした。住宅街のあちこちでこの植物を見かけますが、確かに育てやすいのだなと実感します。

ホオズキ

ホオズキは葉が色あせてまだらなのが気になりますが、随分と成長しました。最初に購入したときには一年で終わる植物だと思っていたので、こんなに長く付き合えるとは思っていませんでした。

黒メダカ

水鉢に目をやると、今年生まれたメダカが元気に泳いでいます。よく見ると黒い色のメダカが混じっています。四年ほど前からメダカを飼育していますが、購入したのはヒメダカのみです。黒い模様が少し入っている個体もいましたが、それらはやはりヒメダカでした。しかしながら、このメダカはどうでしょう。明らかに黒メダカのように見えます。

隔世遺伝で黒くなったのか、ホテイアオイなど新調した植物に卵が付着していたのかわかりませんが、ちょっとした驚きです。こういった予期せぬ出来事は日常茶飯事ではありますが、こういうことがあるからこそ人生は楽しいなと思います。なかには深刻な出来事にも遭遇しますが、なるべくならおおらかに受け止めて、楽しみに変えていけたら嬉しいなと思う今日この頃です。

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