猫を飼う場合、トイレ掃除は欠かせません。私の家には六匹の猫がいるので毎日行わないといけません。
猫の排泄物はそれなりに臭いものですが、慣れればたいしたものではありません。潔癖症の方であれば間接的に触れるのも嫌かもしれませんが、これも慣れればたいしたものではありません。むしろ、しゃべることができない猫の健康状態を如実に知ることができるので、トイレ掃除はありがたい存在でもあります。私の家は六匹いますが、どれがどの猫の排泄物なのか判別することが難しいので、排泄物で異変を感じたら、食欲や素振り、毛並みなどをみて総合的に判断しています。
毎日トイレの掃除をしていると、容器のなかのどのエリアで猫が小便と大便をしているのかもわかります。私の猫たちの場合は、容器の手前部分で小便を行い、奥のほうで大便をしているようです。それがなにを意味しているのかはきちんと調査していませんが、おそらく小便はもよおしてからすぐに排尿するのに対し、大便は砂を掘ってからじっくり行っているのでしょう。そんな猫たちの姿を想像すると、ちょっと微笑ましく思います。
仕事が忙しいと毎日掃除するのが億劫になりますが、やめるわけにはいけません。水洗便所を使って自分で片付けてくれたらいいのになとよく思いますが、世話をすることで生き物への責任感を学ぶことができますし、猫からの信頼もほんの少しだけ得られているように感じます。
