テレビの出演

ここ二年ほどテレビにちょこっと登場する機会が増えています。もともとあまり目立つのが好きではないので、出演する際は知人に知らせることが少ないです。

東京都豊島区雑司が谷:猫

「目立つのが嫌いなら断ればいい」という意見はごもっともですが、私以外の方たちの活動の宣伝や応援をするべく出演しています。出演するといっても放映は長くて四分程度、ほとんどが秒単位なので、堂々と出演すると言いにくいですし、なにより恥ずかしいのです。台本が覚えられなくて撮影は緊張しますし、汚いおじさんの姿が大画面に映されるのも現実を直視せざるを得なくて落ち込みます。それにしても、テレビの影響力はすごいものですね。出演を知らせていなくても知人から「見たよ」と連絡が入ります。

知人たちにとっては私がテレビに出演すると嬉しいようで、まるで自分のことのように喜んでくれます。以前の職場で一緒だった同僚や予備校時代を共に過ごした友達など、今は会う機会のない人たちまで喜んでくれます。とりわけ親世代への影響は大きく、録画して何度も観てくれる場合もあります。

もともとは私以外の方たちの活動の宣伝や応援するべくテレビに出演しているので、私が出演することで知人が喜んでくれることに対しても嬉しく思います。自分の行動が誰かの喜びにつながることは、自分の利益以上に価値のあるものなのだなと感じています。私のテレビ出演は秋冬限定なので、次回はおそらく一年後くらいになると思います。

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