2021年の桜

東京でも桜が咲きました。まだ満開ではありませんが、桜の花はやはり美しいものです。

東京都北区王子本町:ソメイヨシノ

新型コロナウイルスの影響で、今年もおおっぴらに飲んで騒ぐことはできません。春の賑わいを楽しめないのは少し残念ではありますが、仕方のないことですね。それでも花見を強行している人々を見ていると、桜は日本人にとって特別なものであることを実感します。

インターネットで少し調べてみたのですが、古事記にも桜の記録が残っているそうです。花の種を撒く木花開耶姫(このはなさくやひめ)は美しい容姿を持ちながらも短命であり、名前の「さくや」が桜の名称の由来であるという説があります。

東京都北区王子本町:ソメイヨシノ

名称の由来は他にもあるそうですが、古墳時代から神聖視されていたそうです。梅は奈良時代に中国から渡ってきたため、それよりもかなり古くから特別な花として扱われていたようです。

現代はソメイヨシノが街路樹で多く植えられていることが桜を愛する主な要因だとは思いますが、はるか太古の時代に思いを馳せながら桜を眺めるのも楽しいのかもしれません。

Scroll to top