メダカの稚魚

春になってから、メダカたちの産卵が続いています。今年はホテイアオイを新調していないので、卵の回収に若干手間取っています。

ヒメダカの稚魚

昨年からすこし個体数が減ったので、何匹かは成長させようと思っています。増え過ぎるとベランダの水鉢では混み合ってしまうので、おそらくは七匹くらい増やすのがちょうどよいでしょう。稚魚用の水鉢に移して育てています。

最初に孵った個体は1.5センチほどになりました。その後、一斉に孵った個体は5ミリにも満たない大きさなので、さらに別の水鉢に移しています。大きさの異なる稚魚を同居させておくと、小さな個体が食べられてしまうからです。

メダカは生まれてから二、三ヶ月で繁殖できるようになるそうです。人間に比べて圧倒的に早く、比較的丈夫に育つので増やすのは簡単です。そのため、増えすぎて飼えなくなり川などに放流してしまう方もいるそうですが、純血種と交雑するので絶対におこなってはいけません。

メダカの寿命は野生で二年、飼育すると三年以上生きますが、最後まできちんと世話をしていきたいものです。親と同じ水鉢で飼育すれば増えることはないので、わずらわしくはならないでしょう。

メダカを飼育していると季節の移り変わりを感じることができます。これからも長い間、そばで見守り続けていければと思います。

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