ここ最近、天気の調子が芳しくありません。日本列島全体で大雨が続きますが、災害による被害が少ないことを願っています。
今年と昨年にベランダにやってきた水生植物たち、ワタスゲとセリ、フイリヒメガマ、ミズトラノオは、ハダニの影響を受けてもっとも活動が旺盛な夏に大きな被害がありました。
ワタスゲとフイリヒメガマはおそらく枯れてしまったと思われ、セリとミズトラノオも命からがら少ない芽を維持している有り様です。
水鉢にはメダカやミナミヌマエビがいるので農薬も使えず、毎日葉の裏に水で霧吹きすることも難しく、ハダニを近づけないために植物たちを中央に配置する方策も遅きに失した感があります。
それでも、セリは二年目を迎えて花を咲かせました。小さく白い花が集まっていて、その姿はとても可憐です。セリは非常にたくましい植物で、元気なときは水鉢の隅々まで茎を伸ばします。勝機を淡々と待ち望み、したたかに生きるさまに感心してしまいます。
ハダニにやられた細い茎からも、小さな花を咲かそうとしています。ミズトラノオも大分小さくなってしまいましたが、来年も生き続けてくれると思います。
ワタスゲとフイリヒメガマはもうすこし様子をみたいと思いますが、来年は配置を見直して被害が少ないように心がけたいと思います。