八月二十九日に池袋マルイが閉館しました。池袋マルイは1952年に開業、1977年に現在の場所に移転し、四十四年の歴史がありました。
最終日にお店に入りましたが、四階には多くの人々からのメッセージが付箋で貼られていました。お客さんも多く、これまでの思い出を蘇らせながら名残惜しんでいるようでした。
私は子どもの頃から現在まで池袋を拠点にしていますが、どちらかというと東口がメインであったため池袋マルイに行く機会は比較的少なかったです。それでも、丸井のスポーツ館である「Field」などにはよく行きました。また、周辺でもよく遊んでいたので、特徴的な白い外観は馴染み深く、なくなるのは残念に思います。
池袋は変化の多い街ですが、最近はそれが顕著になっています。旧区役所周辺は様変わりし、十月末には東急ハンズも閉業します。建物の老朽化や時代の変化への対応は致し方ないことですが、長年慣れ親しんだ風景が変わるのは寂しいものです。
