フヨウ(芙蓉)の花が咲きました

夜は毛布がないとすこし寒くなってきましたね。秋がすこしずつ深まってきていますが、ベランダでは華やかなフヨウ(芙蓉)の花が咲きました。

芙蓉(ふよう)の花

二年前の冬にどこかの公園で採取した種から芽を出したフヨウですが、昨年は花を咲かせませんでした。成長のスピードがはやく、背丈も大きくなるのですぐ咲くのだろうと思っていましたが、やはり実生では難しいようです。それでも、二年で咲くのは流石の生命力です。

芙蓉(ふよう)の蕾

夏に入って葉の調子が悪くなったので、鉢皿を取り外して水はけをよくしたら元気になりました。また、あまりに小さな鉢で育てていたので、今年の春にひとまわり大きなものに移し替えました。病気になったので今年も花はあきらめたほうがいいなと思っていたら、いつのまにかいくつも蕾をつけていて驚きました。

芙蓉(ふよう)の蕾

蕾はすくすくと成長し、手毬のようにふっくらとしました。フヨウに似たムクゲは夏に満開になりますが、フヨウは涼しくなってから花を咲かせるようですね。

芙蓉(ふよう)の花

花弁はとても大きく、桃の皮のように繊細です。色はピンクですが、同じ株でも花によって濃淡の違いがあります。朝日とともに花を咲かせ、午後になるにしたがって閉じる一日花です。

芙蓉(ふよう)の花

次々と蕾がつくのでしばらくの間、花を楽しむことができます。それにしても、よくも綺麗に咲いてくれたものです。小さな鉢で育てているにもかかわらず、フヨウの生命力には目をみはるものがあります。来年もきちんと咲いてくれるように、冬越しの準備を進めていきたいと思います。

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