料理下手と感謝下手

料理は生活に欠かせないものであり、とてもクリエイティブな作業です。料理にこだわる人はたくさんいますし、素人でも玄人並みの腕前を持つ人もいます。

唐辛子

私も料理をすることが好きですが、あまりうまく作ることができません。何度も挑戦してそれなりにはなるのですが、すぐに勝手を忘れて腕前が元に戻ってしまうことが頻繁にあります。子どもの頃はインスタントラーメンや目玉焼きを作る程度でしたが、ひとり暮らしを始めてからいろいろな料理に挑戦するようになりました。しかしながら失敗も多く、母は偉大だったのだなと痛感していました。

現在はグルメサイトを運営していることもあり、さらに料理することが多くなりました。それでも、火や調理料の加減を間違えてしまったり、よく混ぜ合わせないため味が偏ってしまったりと失敗はつきません。また、作業効率が悪いためか、何種類か作ったあとはへとへとになってしまいます。

それでも、色々な料理に挑戦してみたいとも思います。中国在住時におぼえた中華料理も、各地方によってさまざまな種類があり品数も膨大です。アジアや欧州などの料理も旅をしているようで面白いですし、和食も非常に奥が深いです。材料についても種類によって扱い方が異なり、新たな知識を得られる喜びを得られます。

また、誰かのために料理をすると、相手に喜んでもらいたい気持ちがわきあがります。その反面、自身の技量では相手の満足を得られないのではないかと不安になります。そんな思いを身をもって感じると、立場が逆になったときに感謝の気持ちが生まれます。私は喜びを表に出すことが苦手な性分なのですが、料理してくれた人にも感謝が伝わるようにしないといけないなと思います。

Scroll to top