水鉢の花たち

二十四節気は芒種(ぼうしゅ)に入り、夏至まであとわずかです。梅雨入りもしましたし、これから本格的な夏へまっしぐらなのでしょう。

アサザ(夕日)の花

約二週間前になりますが、ベランダの水鉢に植えているアサザの花が咲きました。花は一日でしぼんでしまいますが、ひとつの茎にいくつもの蕾をつけ、次々に開花していきます。昨年は花を咲かせなかったので、花の色彩が際立ってみえました。

アサザ(夕日)とミナミヌマエビ

しぼんで水に沈む花にミナミヌマエビが近づいて、花弁をついばんでいました。栄養になるのか甚だ疑問ですが、その姿はお針子さんのようで可愛らしく思えます。

アナカリスの花

アナカリスも白く小さな花を咲かせていました。六年前にメダカを飼育する際に購入したものですが、ずっと増殖を続けています。放っておくとあっという間に水鉢を覆ってしまうので強引に剪定を続けていますが、めげずに花を咲かせています。

ヒメオモダカの蕾

春にいくつも花を咲かせたヒメオモダカは、ふたたび蕾をつけていました。梅雨は植物がもっとも元気な時期ですが、花が咲くと生命の勢いをより強く感じます。これから夏になって虫が増えてしまいますが、被害が少なければいいなと思う今日この頃です。

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