先日の日曜日、友人を誘ってホームパーティーをしました。彼女とは古い付き合いで、一ヶ月前にも荒川土手でのんびりと過ごしました。
友人は私とパートナーがベランダで育てている植物やメダカに興味を持っていましたし、今回招待した家の周辺は以前彼女が働いていた地域でした。久しぶりにぶらぶらと散策しようと思っていましたし、パートナーも彼女を料理でもてなしたいと思っていました。なにより、また三人でのんびりと過ごしたいと願っていました。
生まれてからずっと大田区大森で過ごしている友人に、創業明治三十四年の大森の老舗、守半海苔店の海苔をお土産としていただきました。「地元のもので悪いけど」と謙遜していましたが、格調高い伝統的な装飾の包装紙が素晴らしく、パートナーも大変喜んでいました。
友人はパートナーの料理をとても喜び、ベランダの植物やメダカにも身を乗り出して関心を寄せていました。それから、たわいもない会話を交わしてしばらく過ごしたあと、家の周辺を散歩しました。
彼女がこの辺りで働いていたのはもう二十年近く前になります。その当時、頻繁に通っていた喫茶店を覗いたのですが、休業日でありながらマスターの奥さまが仕込みをしていました。おふたりはとても仲良しだったので感動の再会となり、あらためてゆっくり会うことを誓い合っていました。
ありふれた日常のなかのドラマチックな一幕で、今回友人を誘った私やパートナーもなんだか心が揺さぶられました。三人はのんびりとしていて波長がとても合うので、また近々開催したいと思っています。
