立秋を過ぎてもまだまだ暑い日が続きますが、あと三日ほどで二十四節気は処暑（しょしょ）を迎えます。
SNSやテレビなどで登場するペットは本当に可愛いものです。家の猫たちと比べて愛嬌があったり、賢かったりと注目されるのは当然だなといつも思います。
それでもやはり、自分の家の猫たちのほうが可愛いと思います。他人にはそのように感じないかもしれませんが、それでいいのです。
一緒に生活をして、人生を歩んでいる。おそらく、それだけで可愛く感じるものなのでしょう。
まどろんでいたり、あくびをしたり、当たり前の仕草でも可愛く感じます。何万人という人々が「面白い」、「愛くるしい」と評価しなくてもいいのです。
もちろん、SNSに投稿する飼い主たちも同じ気持ちだと思います。単純にたくさんの人たちに見てもらいたいだけなのでしょうね。
ペットは病気になったり、死んでしまったり、辛く悲しいこともたくさんあります。世話も面倒でお金もかかりますし、家を留守にすることも難しかったりします。
おそらくそれが「一緒に生活をして、人生を歩んでいる」ことなのだと思います。こういった負の側面もあるからこそ、ペットに対して愛情を抱き、何気ない仕草も可愛いと思えるのでしょう。
