夏のマンドレイク

今年の冬にベランダにやってきたマンドレイク(マンドラゴラ)。暑い時期になると枯れてしまうのですが、手元にあるものは七月から復活しています。

マンドレイク(マンドラゴラ):M. autumnalis

マンドレイクは4種ほどあるようですが、育てているのは「Mandragora autumnalis(マンドラゴラ・アウツムナリス)」という種類です。春になると枯れはじめ、夏は地中で休眠して、秋になると芽を出して花を咲かせます。

ベランダのものは一年苗なので、今年もしくは来年も花を咲かせることはないでしょう。ナス科だけあり、花は青紫色でナスに似ています。

マンドレイク(マンドラゴラ):M. autumnalis

七月五日頃に小さな芽が出ているのを確認し、七月末には葉が二センチほどになりました。八月の第一週になると、葉は小指ほどの大きさに成長しています。

育てて半年を過ぎたくらいなので詳細はわかりませんが、虫や病気には強そうな印象です。しかしながら、暑い時期は殺虫や殺菌は定期的に施していこうと思っています。休眠期以外は肥培して根を太らせるといいようなので、液肥をしつつ、タイミングを見て油かすなどに切り替えようと思います。

マンドレイク(マンドラゴラ):M. autumnalis

外見は非常に地味ですが、なんといっても伝説上の植物です。鉢のなかで静かに眠る人型の根を想像しつつ、じっくり育てていきたいと思います。

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