夏休みの印象

夏休みもあと二日で終わりですね。蝉の声が過ぎゆく夏を名残惜しんでいるように思います。

東京都豊島区長崎

学生時代の夏休みは特別なものだと思います。解放感に溢れていて、冒険心をかきたて、ほんの少しだけ成長できたような気がする。私もそんな夏休みが大好きでした。

しかしながら、どんなふうに過ごしていたかというと意外に覚えていないものです。小学生のときは母の手伝いをしていたことや、昼食が冷麦ばかりだったという断片的な記憶はありますが、それ以外のことは詳細に覚えていません。

暑い日でも外で遊びまわっていたような気もしますが、学校がある日のほうが友人に会っていたような気がします。夏祭りに同級生と久しぶりに会えるのが楽しみだった記憶があるので、頻繁には会っていなかったのかもしれません。

記憶は非常におぼろげですが、休みが終わってしまう寂しさだけはよく覚えています。その感情は過ぎゆく夏の季節と重なり、現在も秋の気配を感じると「楽しかった日々が終わってしまうんだ」という惜別の念が呼び起こされます。

東京都台東区松が谷

今の子どもたちは夏休みをどのように受け止めているのでしょうか。線状降水帯の発生や酷暑日の増加など、私たちの頃に比べて過酷な天候の下で過ごしています。また、新型コロナウイルスの影響で行動の制限も加わりました。彼らが大人になったとき、夏休みの印象は私たちのものとはかなり異なっているかもしれません。

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