あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。ついに新しい年が始まりましたね。
ここ数年はパートナーがおせち料理を手作りしているので、年末は食材の買い物に同行しています。とはいえ、ただ付いていくだけなのであまり役には立っていません。
食材の買い物に慣れていない旦那さんと同じようにうまく立ち回れず、混雑を助長しているだけにも思えますが、食料品売り場は頻繁に通っているのでなるべく邪魔にならないようにしています。
買い物は野菜と海産物で二日に分け、調理も同じように分けながら効率よく行わなければならず、パートナーの手際のよさに毎年感心しています。さらに別の品に目移りせずに毎年ほぼ同じ種類のものを作っているので、年を重ねるごとに仕上がりが洗練されているようです。
私はほとんど出番がなく、飾り切りやスライサーでの細切りを手伝う程度です。今回はクルマエビの調理があったので、下拵えを一通り行いました。以前詳しく研究したことがあったので、晴れて御指名をいただいたというわけです。
おせち料理は「食べたいものがない、割高だ、飽きた」などと言われて久しいですが、元々は歳神様をお迎えするお供えであり、縁起物の料理です。もちろん、簡単に済ますのも問題はありませんが、調理することで真摯に向き合う機会が得られるように思います。食材そのものや、それらに関わる人々、きちんと食せる自分自身の環境、そして一所懸命に調理してくれた人。歳神様と共に感謝し、一年を健やかに過ごしたいものです。
