みじん切り

パートナーが料理をするとき、よくみじん切りを手伝ってほしいと頼まれます。彼女いわく「あなたのほうが上手だから」とのことですが、私が好きな作業ということを知っているからだと思います。

みじん切り

プロの方のみじん切りを見てみると、細かくて手際もよく非常に正確です。それに比べて私は作業が遅くて不揃いで、それほど得意ではありません。また、調理すべてをひとりで行う場合にみじん切りが大量に発生するとうんざりします。さらにはみじん切りした玉ねぎを飴色になるまでじっくり炒めるなんていう作業が加わると、しばらく料理はしなくてもいいかなと思ったりします。

しかしながら、手伝いなら気分はまったく異なります。むしろ、心を空(から)にしながら細かな作業を行うのはストレス発散になり、心が休まる作業になります。

おそらくは料理の完成を意識して、短い時間で多くの工程をこなさなければならないと思うと面倒な作業に思えるのかもしれません。工程がシンプルであればあるほど、目の前の作業に集中できて楽しいのだと思います。

パートナーは得意の料理を作り、私は細々とした作業をしてサポートをする。どちらにもメリットがありますし、ふたりで作る充実感も得られます(あくまで私は手伝いなのですが)。みじん切りだけでなく、飴色に炒める作業だって大歓迎です。今後もみじん切りやその他の工程を上手にこなせるようになって、手伝える範囲を増やしていければと思っています。

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