今年の桜の開花は例年よりもすこし早いそうです。温暖化の影響があるそうですが、暖かくなるのは嬉しいことです。
昨年は比較的自由に行動できたので、趣味で運営しているグルメサイトの取材でさまざまなお花見スポットを訪れました。足立区の綾瀬や荒川区の町屋、北区の赤羽など有名な場所ではないのですが、そこかしこで美しく花を咲かせており、日本人は本当に桜が好きなのだと実感しました。
移動している際も家の庭先や路地で桜を見かけました。どれも千鳥ケ淵や目黒川などの名所に比べればささやかなものですが、淡い色の花びらを見ながら出会いの喜びや別れの寂しさを感じる人々がいると思うと感傷的な気持ちになってきます。
雨風にさらされてお花見の機会を失うことも多いですが、今年のどのような桜が見られるでしょうか。昨年と同じように各地の桜を楽しむのは難しいですが、いつもの荒川土手でお花見をしつつ、いつかまた東京各地の桜に出会えるのを楽しみにしていたいと思います。