若い人々

三月から新たな仕事が始まり、今は自分の子どものような年齢の方たちに囲まれています。皆さんとても若いのにしっかりしています。

これまでも若者と働く機会はありましたが、同世代や歳上を含めた職場環境でした。今回私以外は二十代で、しかもまだ前半の方ばかりです。これから少しずつこの環境に馴染んでくるのでしょうが、今は世代間のギャップを感じることばかりです。

私も若い頃は今とは異なる価値観で、どちらかといえば彼らと同じような考え方だったと思います。アグレッシブで、刺激的なものに目がなく、まわりに負けじと頑張っていました。時を経るにつれて私自身が変わっていって、ギャップが広がっていったのだと思います。また、私は早くから老成していると言われていたので、もしかすると同世代の人たちともギャップを感じてしまうかもしれません。

今も新しい経験や楽しいことを求めていますが、若いときほど積極的ではないようです。まだ訪れたことのない場所へ旅してみたくもありますが、子どもの頃から親しんでいる荒川土手でも十分楽しく感じます。当時は意識していませんでしたが、実はまわりと比較して羨ましく思ったり、自慢したい気持ちもあったのかなと思います。

現在の価値観はとても気に入っていますが、若い方たちの感性や熱意も刺激になります。どれだけ関係が深まるかわかりませんが、偏見を持たずに歳の差のギャップを楽しみたいと思っています。

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