私は子どもの頃から絵を描いたり、ものを作ることが好きです。現在でも時間があるときは写真を撮ったり文章を書いたり、模型を作ったりしています。
幼少期は親に褒められるのが嬉しくて絵を描いていましたが、すぐに自分自身が楽しいと感じて熱中していました。
頭の中で想像するのも楽しいのですが、それを形にするのも面白く感じます。もちろん自分以外の人が作ったものにも興味はありますが「自分ならこうする」もしくは「自分じゃ想像もできなかった」など、作り手の目線で見ることが多いです。
最近は技術が進んで、誰もがクリエイターになれる時代になりました。また、SNSなどで発信も容易になっています。それゆえに承認欲求を満たそうとして、まわりの目を気にして創作を行う人も多くなりました。
他者から認められることは決して悪いことではありませんし、共通の趣味を持つ人たちと交流できるのは楽しいことです。そこから創作の魅力を発見し、自分ひとりだけでも楽しめたらさらに素晴らしいのではと個人的には思います。
おそらく私は身寄りやお金を失ったとしても、創作の力で楽しく過ごせるのではないかと思っています。たとえば紙と鉛筆があれば絵を描くこともできますし、文章を書くこともできます。なにかの企画を練ってもいいですし、音楽が得意なら作曲もできます。
仕事にしているなら他者の評価に気を配らなくてはなりませんが、人に迷惑をかけないかぎり自分の表現に制約はありません。創作の力で自己実現を補い、心に余裕を持てたら素晴らしいなと思います。
