例え話

伝えたいことを理解してもらうために、よく例え話が使われます。取り上げている話題が相手にとって馴染みが薄いものの場合、身近な事柄を用いて説明すると理解が早いためです。しかしながら、例えの選択を間違えると、かえって理解を妨げることもあります。

例え話に引っ張られて論点がずれてしまう場合もあります。これにはさまざまな理由が考えられますが、そもそも相手が取り留めのない会話をしていたり、コンテキスト(文脈)をじゅうぶんに理解しようとせずに聞き流している可能性があります。

私はよく例え話をするのですが、最近はあまり使わないほうがいいのではないかと思っています。また、論点がずれてしまった場合も修正せず、神経質にならないほうがよいのではと思っています。

どんな話でもきちんと順序立てて説明し、結論を出そうとするのは私の悪い癖です。また、わかりやすく伝えようと思うのは、実は自己満足なのではと思うこともあります。本末転倒にならないように、例え話には気を遣わなければと思う今日この頃です。

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