2023年を振り返る

今年もあと二日を残すのみとなりました。私は二日前からお休みに入っています。今年はいろいろありました。

しばらく自分のペースでのんびり過ごしていましたが、三月から新たな職場で働くことになりました。今までの経験を活かせる職務ではありましたが、新たに学ぶことも多かったです。それでも二十年以上の私のキャリアでは、まわりから「できないことは存在しない」と見られているため、言い訳をせず自覚を持って、ひたむきに仕事に取り組みました。また、若いメンバーたちのトレーニングを任されましたが、自身が培ってきた経験を過信せず見直しや改善を行ったうえで伝えていきました。

その一方で、これまでメンバーたちが作り上げてきたものを否定せず、でしゃばらず、求められたときにサポートに入るように心がけました。すでに私は「おじさん」としてみられ、良かれと思うことも「老害」として煙たがられる年齢であるためです。

今年は同世代の採用希望者を面接する機会が幾つかありましたが、彼らは「体力的に現場はきついため、マネジメントやトレーニングで貢献したい」と口を揃えます。一方、私は自身の気力、体力の限界で立場を選ばず、組織やメンバーが求めるポジションに就きたいと思っています。組織全体を俯瞰すれば、最善策は若きリーダーが育つことであり、年老いた私は彼らのサポートをしながらも、最終的に彼らに従う立場であるべきだと思っています。彼らが成長し、組織が強くなり、私も現場や管理など垣根を越えて貢献したいです。

来年も引き続き同じ姿勢で仕事に励むと思いますが、皆が共に成長し、より高い次元に到達できればと思います。

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